儲かる会社に変わる「バランスシート革命」
バランスシート革命 柴山政行 著
会社の問題点を簡単に見つけ、組織を劇的に変えるためのノウハウを
公認会計士として多くの会社改善に取り組んできた著者が伝授!
社員のやる気を引き出し、「不況に強い会社」になる本当に役に立つ会計本です。
【予備知識編】初めてでもスグに分かる!最低限の会計知識
(1)「財務諸表(=決算書)の意味と役割」
(2)貸借対照表のイメージ
(3)財務諸表の種類
(4)貸借対照表(BalanceSheet;B/S)
(5)損益計算書(Profit and Loss statement;P/L)
(6)まとめ……貸借対照表と損益計算書の関係
第1章 「今までの財務諸表」がマネジメントに使えなかった理由
1.これまでの読み方で、経営改善しようとすると……
2.「財務諸表を作る目的」に対する誤解
第2章 経営が劇的に変わる!バランスシートの本質的理解
1.バランスシート革命を実践する手順を、フローチャートで理解しよう
2.バランスシートの「あるべき姿」を俯瞰する
3.「百分率指数トレンド」を使った、バランスシートの簡易診断法
4.「会社が破綻に向かうパターン」を、百分率指数トレンドはどう捉えるか?
5.バランスシートで資金循環の基本形をマスターしよう
第3章 組織の危険度・問題点か分かる バランスシート分析法
1.バランスシートの概略分析
2.バランスシートの詳細分析を行う目的
3.流動資産の危ない兆候は、ここで分かる
4.固定資産の危ない兆候は、ここで分かる
5.負債(将来の返済義務など)の危ない兆候は、ここで分かる
6.純資産(株主の持分)の危ない兆候は、ここで分かる
第4章 組織を劇的に変える! バランスシート活用術その1
1.概略分析の結果を受けて、次に実践すべきこと
2.過剰な在庫を持つことの大罪
3.棚卸資産の内容を、短期間で劇的に改善させる技術
4.売上債権の内容を、短期間で劇的に改善させる技術
第5章 組織を劇的に変える! バランスシート活用術その2
1.有形固定資産は、設備が生み出す利益の測定がカギ
2.その他の流動資産は、ここでバランスシートが変わる!
3.その咆の固定資産は、ここでバランスシートが変わる!
第6章 バランスシートで経営改革を実現する「柴山式・管理メソッド」
1.なぜ、改革が進まないのか?
2.ストレスー貢献度マトリックスの有効活用法
3.経理担当者が気をつけなけれぱならないこと
4.部長・課長などの中間管理職が気をつけなけれぱならないこと
5.経営者が気をつけなければならないこと
6.バランスシート経営改革ノウハウのまとめ
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新着記事
- 公式法変動予算(2級工業簿記)
公式法変動予算の定義 製造間接費を管理する方法 操業度(生産量や稼働時間)の増減に応じて予算額が変動 関連用語 固定予算、製造間接費の管理、予定配賦、配賦差異など 予算の概念 将来の一定期間における事業計画の財務面を示す経営計画 製造間接費は「変動費」と「固定費」に分けて管理 変動費 操業度の増減に応じて変動する原価(例:水道光熱費、間接材料費) 固定費 操業度に関わらず一定額が発生する原価(例:家賃、リース料) 変動予算の特徴 固定費は操業度に関係なく予算額は変わらない 変動費は操業度に応じて予算額が調整される 具体例 フル操業(500時間)、変動費率700円、固定費600,000円の場合 500時間の予算額: 700円 × 500時間 - 受取手形(3級・2級商業簿記)
受取手形 手形は売上代金の回収方法の一つで、現在は手形レス化が進んでいる それでも簿記学習には重要なテーマ 受取手形の定義 将来の一定期日に、手形に記載された代金を受け取る権利を表す資産勘定 関連用語 売掛金: 商品を販売して代金を後で受け取る権利 売上債権: 売掛金と受取手形を合わせたもの 貸倒引当金: 売上債権に関連し設定される 売上代金の回収方法 現金売上: 代金をその場で受け取る 掛売上: 後払い、未回収の代金は「売掛金」 受取手形: 取引先が発行した約束手形を受け取った場合 取引例 商品40万円を売上げ、20万円を現金で受け取り、残り20万円を約束手形で受け取る 仕訳例 売上 400,000円 現金 200,000円 受取手形 200,000円 - 報酬、連結決算、有価証券報告書
報酬 職務の遂行に対する対価として支払われる現金やその他の資産。 従業員の報酬 給与手当(指示命令系の仕事)。 役員の報酬 役員報酬(専門家としての経営成果に対する報酬)。 経営プロフェッショナルとして経営を委託されるため、給与とは区別される。 専門家報酬 会計士や税理士に支払う報酬(業務委託の形)。 連結決算 親会社と子会社などの企業群の決算を合算して、グループ全体の損益を算出する手法。 上場企業においては、単体決算だけでなく、連結決算が重視される。 連結決算に基づく財務諸表は「連結財務諸表」と呼ばれる。 英語表記は「Consolidated Financial Statements」。 有価証券報告書 上場企業や一定規模以上の企業が作成し、外部に開示する義務がある報告書。 - 製造間接費(2級工業簿記)
製造間接費の定義 製造間接費は、間接材料費、間接労務費、間接経費の合計額。 これらの費用は直接製品に関連付けられないため、基準を用いて製品に配分する。 製造間接費の配分基準 直接作業時間や機械運転時間、直接労務費などが配分基準として使用される。 作業時間が多い製品には、より多くの製造間接費が配分される。 関連する用語 間接材料費、間接労務費、間接経費、配賦率、配賦、仕掛品 など。 配賦率は、1時間あたりの製造間接費を示し、基準に基づいて製品ごとに製造間接費を配分するために使用される。 製造間接費の配分方法 製造間接費は直接製品に関連付けられないため、合計額を配分基準に基づいて配分する。 直接作業時間や機械運転時間などの基準を使用して、配賦率を算出し、製品ごとに配分。 - 退職金、総務、経理
退職金 簿記2級から登場、簿記1級では頻繁に出題 企業で長年働いた役員や従業員に支払われる金銭 長期間の勤務に対する対価として、支払額は大きくなることが多い 退職金を毎年積み立てることが望ましい 退職給付引当金として負債計上 役員への退職金は「退職慰労金」と呼ばれることもある 簿記では従業員に対する退職金の引当金を覚えることが重要 総務 企業内で重要な役割を担う管理部門 人事、経理、広報などの専門部署がない場合、業務をまとめて担当 企業によって役割や業務内容が異なる 大企業では株主総会の準備や社長秘書業務なども含まれる 中小企業では管理業務のほとんどを担当することがある 営業部門や製造部門などの専門部署以外の事務を担当 経理