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別表四とは?法人税の別表<基礎編3> 

法人税申告書作成の実務DVD
 2日間で法人税申告書の作成の実務をマスター!
今回は、「別表」、その中でも「別表四」について説明します。
まず、前回の復習ですが、法人税の金額を計算するしくみについて
説明いたしましたね。
  <法人税の計算(実際)>
    利益 (会計)
    +損金不算入 (会計上=費用、税務上≠損金)
    +益金算入  (会計上≠収益、税務上=益金)
    △損金参入  (会計上≠費用、税務上=損金)
    △益金不算入 (会計上=収益、税務上≠益金)
    所得 (税務)
会計上と税務上で違っている分のみを修正して、法人税額を
計算する方法です。
この利益から所得に変更するシートが「別表四」です。
法人税の確定申告をする際には、法人税の金額を計算するために
作成する書類があります。これを「別表」と呼んでいます。
法人税の申告をする場合は、必ず「別表○○」という名前の
ついたシートが登場します。
なぜ「別表」と呼ばれているのかは・・・・・よくわかりません。
税金を計算するメインのシートなら、なぜ「本表」とは言わないのか・・・。
私見ですが、もしかすると、法律が「本法」でそれとは別という意味で
「別表」というのかもしれませんね。
(国税庁のホームページなどでは確認できませんでした。)
その「別表」の中でも、必ず作成し、非常に重要なシートの一つが、「別表四」です。
別表四には、「所得の金額の計算に関する明細書」というタイトルがついています。
興味がある方は、国税庁のホームページなどをご覧になってください。
<参考URL> http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/hojin/shinkoku/pdf/h20/04a.pdf
余談ですが、この別表4のシートの右側に「平二十・四・一以後終了事業年度分」
と記載があります。(参考URLの場合)
税法というのは、毎年、税制改正(法律の変更など)があり、
その変更内容によっては、別表のひな型も変更になることがあります。
古いひな型を使って間違った計算結果になっては危険ですので、会社の
決算期を確認して、念のため、いつの期の分の別表四かをチェックする習慣が
あるとよろしいかと思います。
別表には、別表四のほかにも、
・枝番がついたもの・・・例えば別表五(1)
“別表ごのいち”と呼びます。
・別表の番号ではなく、「付表」というタイトルもの
など、かなりたくさんの種類があります。
その数ある別表の中で、最重要なものが、別表四です。
最重要なものとしては、他に、別表5(1)、別表5(2)があります。
次回は、「留保と流出」について説明いたしますね。
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