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災害などによる固定資産の損害


固定資産を災害などで失うことがあります。(この場合、資産の減
少を意味します。)通常、企業は損害保険をかけているのが普通なので、火災
などの災害にあった場合、保険会社に保険金の請求をします。
 保険会社の査定が終わって、保険金が確定するまでには、期間を要します
から、その間は、仮の勘定として、保険契約額の範囲内を「未決算」勘定に
帳簿価額を記録します。
もしも、帳簿価額が保険契約額を超えた場合は、超過額を「火災損失」などの
費用勘定で処理します。
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                               lesson.03
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                               2005.06.29
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【CONTENTS】
 ◆ 本日の学習内容
   仕訳9 災害などによる固定資産の損害
 ※ 図が見にくい方は、画面の表示を「等幅フォント」でご覧下さい。
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  ※ 図が見にくい方は、「等幅フォント」でご覧下さい。 _(・ω・)
 ◆ 本日の学習内容
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<仕訳9> 災害などによる固定資産の損害
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 時には、固定資産を災害などで失うことがあります。(この場合、資産の減
少を意味します。)通常、企業は損害保険をかけているのが普通なので、火災
などの災害にあった場合、保険会社に保険金の請求をします。
 保険会社の査定が終わって、保険金が確定するまでには、期間を要します
から、その間は、仮の勘定として、保険契約額の範囲内を「未決算」勘定に
帳簿価額を記録します。
もしも、帳簿価額が保険契約額を超えた場合は、超過額を「火災損失」などの
費用勘定で処理します。
 ● 仕訳例[建物を火災で失った場合]
 
  (借)減価償却累計額  ×× (貸)建     物  ××
     減価償却費(※) ××
     (火災) 未決算   ××
   (※)期中で消失した場合には、期首から消失した月までの減価償却費を、
     月割計算で計上します。
【練習】:::::::::::::::::::::::::::::::
  平成16年7月31日に、備品(取得原価100万円、減価償却累計額
 30万円)を火災で失った。
 保険会社に保険金(保険契約額は50万円まで)の請求中である。
  なお、この備品は、耐用年数6年、残存価額10%、定額法、間接法に
 より、減価償却されていた。決算日は、3月31日である。
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【答え】単位:万円
 (借)減価償却累計額  30  (貸)備     品 100
    減 価 償 却 費   5
    未  決  算  50
    火 災 損 失  15
  ※ 減価償却費 5 =(100 10)÷6年×4/12ヶ月
    火災損失 15 = 保険契約額50 (100 30 5)
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