固定資産の廃棄
会社の固定資産が、営業活動において使用不可となり、処分することを
“廃棄”といいます。“廃棄”とは、その固定資産に価値がない場合
(=評価額ゼロ)のものをいいます。
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lesson.03
★ 5分で完結!中学生でもわかる簿記入門 ★(読者2272人)
2005.06.29
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【CONTENTS】
◆ 本日の学習内容
仕訳7 固定資産の廃棄
※ 図が見にくい方は、画面の表示を「等幅フォント」でご覧下さい。
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※ 図が見にくい方は、「等幅フォント」でご覧下さい。 _(・ω・)
◆ 本日の学習内容
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<仕訳7> 固定資産の廃棄
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会社の固定資産が、営業活動において使用不可となり、処分することを
“廃棄”といいます。“廃棄”とは、その固定資産に価値がない場合
(=評価額ゼロ)のものをいいます。
[ 前回<仕訳6>で学習した“除却”と違う事に注意してください。]
原則として、
※ 処分される固定資産に売却価値がある場合 →“除却”
処分される固定資産に売却価値がない場合 →“廃棄”
〔* ただし、原則には、例外が伴います。(下の ★おまけ を見てください)〕
“廃棄”の場合、固定資産の帳簿価額に相当する額を、「固定資産廃棄損」
という勘定科目で処理します。
さらに、処分に伴って現金支出があったら、それも廃棄損となります。
● 間接法で減価償却を行っていた場合の仕訳例
(借)減価償却累計額 ×× (貸)機械装置など ××
固定資産廃棄損 ×× 現 金 ××
【練習】::::::::::::::::::::::::::::::
当期首において、取得原価100万円、減価償却累計額60万円の
機械装置を廃棄した。廃棄費用2万円は、現金で支払った。
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【答え】単位:万円
(借)減価償却累計額 60 (貸)機 械 装 置100
固定資産廃棄損 42 現 金 2
::::::::::::::::::::::::::::::::::
★ おまけ ★
過去問 第104回 第3問[資料2]の3 について
「当期首に使用不能(除却時の価値はゼロである)となった備品を除却した」
↑
問題:これは、“除却”とするべきか、“廃棄”とするべきか???
チッチッチッ … チ ン♪
答えは ⇒ “除却”
※ 価値がゼロでも、問題文に「除却した」とあれば、“除却”と考えます。
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