立替払いの取引
給料日前に、従業員の生活費など、本人が支払うべき資金を
立替払いしてあげた場合などは、「立替金」勘定(資産)を
つかって、仕訳します
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lesson.038
★ 5分で完結!小学生でもわかる簿記入門 ★
2004.08.18
関連HP https://bokikaikei.net/ (月・水・金 午前中)
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【CONTENTS】
○ 立替払いの取引
(※図が見にくい方は、等幅フォントまたはMSゴシックでご覧下さい)
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○ 立替払いの取引
たとえば、給料日前に、従業員の生活費など、本人が支払うべき資金を
立替払いしてあげた場合などは、次のように、「立替金」勘定(資産)を
つかって、仕訳します。。
(借)立 替 金 ×× (貸)現 金 ××
つぎに、給料日になって、従業員に支払うべき給与の額から、上記の立替金
を控除して支給する時は、「立替金」勘定を、貸方に記入します。
立替金は、「売掛金」、「未収金」および「貸付金」と同じく、金銭債権の
ひとつです。
※金銭債権:相手から、金銭の給付を受ける権利。
債 権:人に、一定の行為を要求できる権利。物権と並ぶ権利の一つ。
物 権:ある物を、自由に使用・収益・処分できる権利。
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◆ 練習問題
次の取引を、仕訳・転記しましょう。
(1)従業員のために、5万円を自社振出の小切手で立替払いした。
(2)給料日に、給与の額30万円から、上記の立替金と源泉預かり金3万
円を天引きした残額を、当座預金口座から振り込んだ。
【解答用紙】単位:万円
<仕訳帳>
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(1)(借) (貸)
(2)(借) (貸)
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<総勘定元帳の一部>
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+ 当 座 預 金 預 り 金 +
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+ 立 替 金
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+ 給 料
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【模範解答】単位:万円
<仕訳帳>
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(1)(借)立 替 金 5(貸)当 座 預 金 5
(2)(借)給 料 30(貸)立 替 金 5
預 り 金 3
当 座 預 金 22
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<総勘定元帳の一部>
―――――――――――――――――――――――――――――――
+ 当 座 預 金 預 り 金 +
――――――――――――――― ―――――――――――――――
|(1) 5 |(2) 3
|(2) 22 |
+ 立 替 金
―――――――――――――――
(1) 5|(2) 5
|
+ 給 料
―――――――――――――――
(2) 30|
|
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