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製品(2級工業簿記)

「製品」は2級工業簿記の入門において非常に重要で、商業簿記の「商品」との違いを理解することが大切。
製品の一歩手前である「仕掛品」との違いを理解することが重要。仕掛品は未完成品で、完成すると「製品」になる。

製品の定義

製造工程で使用された材料、労働力、その他のリソース(例:電気代、ガス代)が加工されて完成品となった時に振り替えられる勘定科目。

関連語句

仕掛品:製造途中の未完成品。
完成品:完成した製品。
繰越商品:完成品を購入した場合に使う仕入勘定。

製造業の特徴

商業簿記では既に完成した商品を売るが、製造業では材料を仕入れ、加工して完成品を売るため、物が形を変える。
材料、労働力、その他の資源が集約されて未完成品として「仕掛品」になる。
仕掛品が完成し、出荷待ちの状態になった時に「製品」となる。
完成品が誕生した時に製品勘定に金額が集計される。

取引例

仕掛品10万円(内訳:材料4万円、労務費3万5,000円、その他諸経費2万5,000円)が当月完成し、仕掛品から製品に振り替えられる。
仕訳例: 借方(左側)に「製品」+10万円、貸方(右側)に「仕掛品」−10万円。

要点

製品勘定は商業簿記の「商品勘定」と対になる。
製品は未完成の仕掛品が完成して製品になるという流れを理解する。
製品が出荷されると、売上原価に変わる。

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