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経営計画における基本方針とは?


※こちらの動画でも解説しています。

今回は基本方針ということについて考えてみたいと思います。

まず、前回までのおさらいをします。

・経営計画の要素は、数値計画と経営方針の2つ

・経営方針は次の6つ

 1.基本方針
 2.商品別方針
 3.顧客別方針
 4.販売計画
 5.新事業・新商品に関するイノベーションの方針
 6.内部体制に関する方針

今回は、経営方針の筆頭である「基本方針」の解説です。

基本方針は、すべてに優先する最も大事な原則になります。

従業員の方には日々これを意識させましょう。

基本方針には、次の3つの要素を入れてください。

 1.わが社の事業の定義
 2.顧客第一主義
 3.重点主義

まず1つ目の「わが社の事業の定義」について解説します。

たとえば柴山会計の事業の1つに、簿記検定の教材販売というものがあります。

しかし「簿記検定の教材販売」は、「わが社の事業の定義」とはなりません。

会社の事業は、商品そのもので見てはいけないのです。

商品は手段に過ぎません。

柴山会計の事業は、商品を通じてお客様を豊かにすること、つまり商品を使ったあとのお客様の姿のイメージです。

柴山会計の簿記の教材を使うことで、お客様に

・簿記検定に合格する
・会計力のアップ
・キャリアアップ

に繋がる等を実現して欲しいというイメージです。

したがって、簿記検定の教材を売るということが事業ではありません。

それは手段です。

その先のお客様の幸せな状態をイメージしたものが事業の定義になります。

たとえば柴山会計の場合は、簿記の教材を売ることではなくて、会計教育を通じてお客様の会計力アップとキャリアアップを支援します。

このように事業の定義を、商品を使ったあとのお客様の幸せな状態であるとすると、基本方針としては格好がつきます。

商品は手段なのでいろいろ変わりますが、目的は変わらず「お客様を幸せにすること」です。

われわれの得意なサービスを使ってもらって、そのあとに幸せな状態になってもらうということ、これをイメージで事業の定義をしてください。

2つ目は「顧客第一主義」です。

会社はすべて、お客様からいただくお金で成立しています。

従業員の給料も、役員の給料も、税金も、家賃も、すべてお客様が払ってくれたものです。

社長が払うわけではありませんし、従業員が払うわけでもありません。

お客様が払ってくれるので、当然そのサービスはお客様に満足してもらうこと、お客様の要望に応えることがすべてに優先します。

すなわち、マーケティングです。

第1が事業の定義で、第2は顧客第一主義をテーマに挙げます。

タイトルは「顧客第一主義」で、説明は2行ぐらいにしてあげるとよいでしょう。

3つ目は「重点主義」です。

事業では、あれもこれもやったり、広く浅くやったりするのではなく、得意な分野に狭く絞って一点に集中しましょう。

たとえば柴山会計では、不動産は扱いません。

保険サービスも扱いませんし、もちろんカレー屋さんもやりません。

得意なこと以外にあれこれ手を出さないことが重要です。

いろいろな事業に浮気をせず、1つに集中します。

これが中小企業の生きる道です。

基本方針をまとめると、1つ目はわが社の事業の定義、2つ目は顧客第一主義、3つ目は重点主義です。

この3つを基本方針に盛り込んでいただくことが基本方針の考え方になります。

ぜひ参考になさってください。

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