税収40兆円時代を生き抜こう!
財務省は16日、2010年度の概算要求の概要を発表しました。
財務省発表
→ http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/h22/h22top.htm#yy
→ http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/h22/h211016a.pdf
一般歳出は54兆9929億円、国債費(償還、利払い、事務コスト)
は21兆8933億円で、その他も合わせてトータルで95兆
381億円もの支出が来年度は見込まれるわけですね?。
それに対して、2009度の税収が、昨今の世界同時不況の
影響もあって、40兆円を下回る恐れさえある、ということです。
なお、2009年度の予算では、税収は46兆30億円となって
いましたから、6兆円以上も税収の目論見が外れる可能性が
出てきたのですね。
現在、日本の消費税がだいたい10兆円、税率5%ですから、
1%あたり2兆円として、3%の消費税減税?にあたる税収ダウン
のダメージということになります。
これは痛いですよね?(涙)。
なお、2009年度予算では、一般会計支出は88兆5480億円
でした。ざっと見て7兆円弱の支出増ということになります。
民主党政権では、いろいろな公約があって、支出が増えるだろうな、
というイメージはあったので、このあたりは予想通り、数字に表れて
きたという感じですね。
最近では、一般庶民でも、国の財政バランス、すなわち収入と支出が
どうなっているのか、バランスシート上の資産・負債などは
どういった状態なのか、についても会計知識をベースにして判断し
よう!という機運が以前よりも高まっているように思います。
会計の基本は「財産の状況」と「利益の状況」を簡潔に表示し、
読み手が理解することにあります。
そこには、財務諸表の作成者と読者の間に共通ルールに対する
暗黙の理解が必要となるのですね。
そういった、暗黙のルールを、簿記知識ゼロからでも全般的に
マスターしていただこう、というのが、先日告知させていただき
ました、「現代会計の入門講座(リニューアル版)」なのです。
現在、第4巻(連結財務諸表)までの収録が終わり、
最近の会計をとりまく新しい動きや、大学院や専門学校で
会計士講座などを担当している現場の目からの会計業界の現状、
さいきん注目を集めつつある国際会計基準(IFRS)のあらましと
日本が将来受けるインパクトなど、前回の教材からバージョン
アップした内容をお届けします。
CD5枚で、電車の中でも気楽に現代会計の基本、財務分析、
キャッシュ・フロー、連結財務諸表のしくみ、柴山による
会計談話と最近の会計実務に関する雑感など、盛りだくさん
の内容なので、ぜひご興味のある方は、下記のページを
ごらんください。初心者の方、会計知識に自信のない方に、
ぜひ受講していただきたい会計全般の最新入門講座です。
☆やさしい現代会計の入門講座
→ https://bokikaikei.net/2006/06/post_53.html
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