公認会計士柴山政行によるビジネスマンのための決算書・財務分析入門
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財務分析の基礎 無料メール講座全3回
はじめまして。公認会計士の柴山政行と申します。
このたびは、財務分析の基礎を分かりやすく解説する無料メール講座を開講いたしました。
下記の登録フォームより申込いただけますと、無料で全3回メール講座を受講できます。
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時事問題で楽しくマスター!使える会計知識
ID:0000133281 発行者:柴山政行
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下記は、財務分析の基礎 無料メール講座 第1回の抜粋です。
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無料メールセミナー
☆ はじめての
財務分析
(全3回) ☆ 第1回
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テーマ「
財務分析
の第一歩。必要なデータをチェック!」
こんにちは!
柴山会計ラーニング株式会社の柴山です。
今日から、3回(3日間)にわたって、財務分析のことを、たのしく
学習していきましょう。
このメールセミナーは、財務諸表に関するかんたんな予備知識が
あると、よりわかりやすいので、よかったら、姉妹版無料メールセミナー
「財務諸表イロハの『イ』」と併読なさってくださいませ♪
1.財務分析の意味と、必要なデータ
財務分析とは、読んで字のごとく、
「会社の『財務諸表』を『分析・検討』すること」
なんですね。。。(*^_^*)
で、財務諸表の種類なんですが、基本は2つです。
(1)貸借対照表(Balance Sheet ;B/S)
貸借対照表 (単位:円)
―――――――――――――――――――――――――
【資産の部】 |【負債の部】
流動資産 | 流動負債
1現金預金 | 1支払手形
2受取手形 | 2買掛金
3売掛金 | 3短期借入金
4商品 | 4未払金
5有価証券 | 5賞与引当金
6短期貸付金 | 6その他
7その他 |
| 固定負債
固定資産 | 1長期借入金
有形固定資産 | 2社債
1建物 | 3退職給付引当金
2構築物 | 負債合計
3車両運搬具 |
4備品 |【資本の部】
無形固定資産 | 1資本金
1電話加入権 | 2資本剰余金
2ソフトウェア | 3利益剰余金
投資等 | (1)任意積立金
1敷金保証金 | (2)当期未処分利益A ←←←・
2長期貸付金 | 資本合計 ↑
――――――――――――|―――――――――――― ↑
資産合計 | 負債資本合計 ↑
============|============ ↑
↑
↑
↑
(2)損益計算書(Profit and Loss Statement) ↑
↑
損益計算書 (単位:億円) ↑
――――――――――――――――――――――――― ↑
1売 上 高 ↑
2売 上 原 価 (?) ↑
―――――――――――――― ↑
売 上 総 利 益 ↑
3販売費及び一般管理費 (?) ↑
―――――――――――――― ↑
営 業 利 益 ↑
4営 業 外 収 益 ↑
5営 業 外 費 用 (?) ↑
―――――――――――――― ↑
経 常 利 益 ↑
6特 別 利 益 ↑
7特 別 損 失 (?) ↑
―――――――――――――― ↑
税引前当期純利益 ↑
法人税、住民税及び事業税 ↑
―――――――――――――― ↑
当 期 純 利 益 ↑
前期繰越利益(※去年までの利益) ↑
―――――――――――――― ↑
当期未処分利益(※処分可能な利益) A →→・
==============
以上は、姉妹版の無料メールセミナー「財務諸表イロハのイ」で、
わかりやすく扱っていますので、そちらをご参照下さい。
で、今回は、もっと『入門段階での財務分析』に適したかたちで、
上記の2つの財務諸表を、『簡略化』してみますね。
☆財務分析のスタート用
【簡略化したB/S】
貸借対照表
―――――――――――――――――――
|流動資産 ××|流動負債 ××|(3)
| | |
(1)| |——————|
| | |←他人資本
|——————| |「株主以外の取分」
| | |
(2)|固定資産 ××|固定負債 ××|(4)
| |=========|
| |
| |資 本 ×× ←自己資本
| | 「株主の取分」
| | (5)
―――――――――
【簡略化したP/L】
損益計算書
―――――――――――――――――――
売上高 ×× ←年商
:
売上総利益 ×× ←第一段階の利益(1)
:
営業利益 ×× ←第二段階の利益(2)
:
経常利益 ×× ←第三段階の利益(3)
:
当期純利益 ×× ←最終段階の利益(4)
以上で、会社の財務体質に関する『健康診断』レベルのチェックは、
必要十分です。
================================
☆ 会社の健康診断(財務分析の第一歩)は、
B/Sを(1)?(5)のグループに分け、
P/Lを利益(1)?利益(4)に分けるだけで、OK!
================================
2.財務分析を行うときは、3つの視点で決算書をチェック!
では、会社の財務状態をチェックするときの、3つの視点について、
理解しておきましょう。
視点1 その会社、もうかってるの?【収益性】
会社は、営業活動を行って、お客さまから報酬を受け取ります。
『売上』です。
そして、この売上から、必要経費を引いて、『利益』を計算します。
「その会社が、どれだけ本業から利益を獲得したのか」
まずは、これをチェックするのが第一です。
一番最初に見るべきは、『最終利益』、つまり当期純利益です。
|まずは、当期純利益が『黒字』か、『赤字』か?|
それだけを、見てください。
こまかいところは、あとでいいんです。
視点2 その会社、返済能力はあるの?【安全性】
会社は、財産を持っています。
で、一番かんたんでわかりやすいのが、
決算日から一年以内に換金できる財産【流動資産】と、
決算日から一年以内に返済すべき負債【流動負債】との、
大小関係です。
流動資産が流動負債より大きければ、
『当面の返済能力に、余裕あり!』と判断できますよね。
それ以外の、こまかいところは、第2回で学びましょう。
視点3 その会社、毎年、進歩してるの?【成長性】
会社は、いったん設立したら、できるだけ長く営業活動を
続けようと、努力しますよね。
近い将来、解散することを想定して運営される会社は、通常、
ないと思います。
そして、会社は、常に努力をして、成長していかなければ
なりません。
いつまでも、創業当初の「こどものまま」では、困りますよね。
そこで、去年より今年、今年より来年と、会社が成長過程に
あることを、決算書で確かめていく必要があります。
一番かんたんなのは、P/Lの一番上、売上高を3年前ぐらい
から、比較してみることです。
成長している会社なら、順調に伸びていることが多いです。
以上、3つの視点から、財務分析を考えると、非常に知識が
まとまって、学習しやすくなりますよ。
つづきは無料メール講座でご覧下さい。
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仮払金(3級・2級商業簿記)
仮払金の重要性 実務および試験対策において重要な科目。 簿記3級以上で出題され、2級、1級、会計士、税理士の試験にも登場する。 仮払金の分類 資産勘定に分類される。 実際の支出金額や内容が未確定な場合に使用する。 仮払金の定義 支出金額や内容が確定していない場合に一時的に支払う際に使用する勘定科目。 支出内容が確定した時点で精算処理を行い、仮払金は解消される。 短期間で精算されることが前提。 関連する勘定科目 現金や仮受金(負債)などが関連する。 実務での使用例 例: 出張費が確定しない場合、社員に2,000円を仮払金として渡し、実際の費用が確定した後に精算する。 例: 交通費が1,700円だった場合、差額の300円を返金して仮払金を精算。
予算差異(2級工業簿記)
予算差異 予算差異は「配賦差異」の一部で、予定配賦額や正常配賦額と実際配賦額の差額を指す。 配賦差異には「予算差異」と「創業差異」の2種類がある。 予算差異は2級試験で重要な費用に関するテーマ。 予算差異の定義 予算差異とは、製造間接費の予算許容額と実際発生した額との差異。 言い換えれば、予算をオーバーした部分が予算差異にあたる。 関連用語 「実際配賦」「予定配賦率」「製造間接費」「操業度差異」「部門費」など。 予算差異の計算方法 変動予算の場合:予算許容額は「予定変動費率×実際操業度+予定固定費」で計算。 固定予算の場合:予算額は操業度に関わらず一定。 予算差異の計算例 実際操業度450時間、実際製造間接費945,000円、予定変動費率700円、基準操業度500時間、固定予算600,000円の場合。
貸付金・借入金(3級・2級商業簿記)
貸付金と借入金 ビジネスシーンや会計試験でよく登場する重要な概念。 特に、簿記3級以上の試験では重要度が高く、しっかり理解しておくべき。 貸付金と借入金の定義 貸付金:金銭を他者に貸し付けることで発生する。会計上は資産(I資産)に分類。 借入金:金銭を借り入れることで発生。将来の支払義務が生じ、会計上は負債(Ⅱ負債)に分類。 手形を伴う場合、手形貸付金や手形借入金という言葉が使われる。 関連語句 支払利息(借入金)、受取利息(貸付金)、手形貸付金、手形借入金など。 貸付金と借入金の利息処理 貸付金:金銭を貸し付けることで、利息を受け取り受取利息として会計処理。 借入金:金銭を借り入れた場合、利息を支払い支払利息として処理。
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未収収益は経過勘定に分類される項目の一つ。 経過勘定には他に「前払費用」「未払費用」「前受収益」がある。 簿記3級以上の試験で頻出の重要項目で、試験の重要度は★3つ。 未収収益の定義 継続的に役務の提供を行っている場合に、決算時点でまだ入金されていないが、役務の提供は完了している収益を計上する経過勘定。 提供された役務が当期に属する収益で、支払いはまだ行われていない状況。 関連語句 未収利息(預金や貸付金の未収利息) 受取利息 未収の受取手数料 役務がまだ提供されていない場合は「前受収益」として計上。 未収収益の例 受取家賃や受取利息など、時間契約に基づく収益。 決算日までに役務が提供済みだが、支払期日がまだ来ていないため、未収収益として計上。
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「サービス」について 経済用語では、サービスとは、売買において相手に効用や満足を提供する形のない財。 法律用語では、サービスは「役務」と呼ばれる。 サービス提供による収益は「売上」ではなく、「役務収益」として区別される。 会計上の重要点 サービスがどの事業年度に提供されたかを判断することが重要。 例:映画の前売り券販売。 映画を観せるサービスが翌月(4月)に提供される場合、その収益は来年度の役務収益として計上され、3月決算時には売上として計上できない。 決算日をまたぐ取引では、サービス提供のタイミングを正確に把握する必要がある。 「商業簿記」について 商業簿記は、完成した商品を購入して販売する企業の取引を管理する簿記。
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