棚卸減耗(たなおろしげんもう)
棚卸減耗とは、帳簿上の数量と実地棚卸を行って数えた数量と
の差(保管中になくなってしまった数量)のことをいいます。
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lesson.05
★ 5分で完結!中学生でもわかる簿記入門 ★(読者2282人)
2005.07.13
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【CONTENTS】
◆ 本日の学習内容
仕訳14 棚卸減耗
( 図が見にくい方は、画面の表示を「等幅フォント」でご覧下さい。)
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※ 図が見にくい方は、「等幅フォント」でご覧下さい。 _(・ω・)
◆ 本日の学習内容
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<仕訳14> 棚卸減耗(たなおろしげんもう) [★★★試験に出る!]
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まずは、三分法による、期末商品の「仕入」勘定から「繰越商品」勘定への
振替仕訳を復習してみましょう。
〔事例〕
* 例えば、商品有高帳(ありだかちょう)の残高が100個×20円(帳簿残高)と
します。
(1)あるべき残高を、いったん「繰越商品」勘定に集計する。
(借)繰 越 商 品 2,000 (貸)仕 入 2,000
* 期末をむかえ、倉庫へ行き、実際に商品在庫の個数を数えたとします
(実地棚卸)。このとき、実地数量は、95個だったとしましょう。
帳簿数量100個と実地数量95個の差は、盗難や破損、ご記帳などによる
損失です。
(2)そこで、「繰越商品」勘定を減らすとともに、借方は「棚卸減耗費」
勘定(費用)★★★ で処理します。
(借)棚 卸 減 耗 費 100 (貸)繰 越 商 品 100
※ 100円 =(100-95)個 × 20円
このように、棚卸減耗とは、帳簿上の数量と実地棚卸を行って数えた数量と
の差(保管中になくなってしまった数量)のことをいいます。
この目減りした棚卸減耗の金額を計算し、「棚卸減耗費」として処理費用に
落とすのです。
(「棚卸減耗費」は、通常生じる程度の額なら、売上原価の内訳項目、
または、販売費及び一般管理費として損益計算書に表示されます。)
【練習】::::::::::::::::::::::::::::::
決算に際し、帳簿数量5,000個、1個当たりの原価10万円の商品が、
実地数量4,998個となっていた。この減耗分は通常生じる程度のもので、
適正に処理する。
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【答え】単位:万円
(借)棚 卸 減 耗 費 20 (貸)繰 越 商 品 20
※ 20万円=(5,000 4,998)個×10万円
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