前受収益の期末処理
当期中に受け取った、翌期分のサービス提供に
係る収益は、「前受収益」として、処理します。
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lesson.052
★ 5分で完結!小学生でもわかる簿記入門 ★
<読者数3215人> 2004.09.22
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【CONTENTS】
○ 前受収益の期末処理
(※図が見にくい方は、等幅フォントまたはMSゴシックでご覧下さい)
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○ 前受収益の期末処理
たとえば、あなたがマンションを所有しているとしましょう。
(ビルのオーナーですよ!すごいですね。)
で、毎月末に、翌月分の家賃をもらっているとします。
(例としては、8月末までに、9月分の家賃をもらう、てな感じ。)
そして、3月決算の企業が、3月末日に、4月分の家賃を現金で
受け取ったとします。
期中の仕訳は、いったん、機械的に、下記のように行います。
3/31
(借)現 金 ×× (貸)受 取 家 賃 +××
しかしながら、この3/31に受け取った家賃は、4月分、
つまり、翌期の事業年度の分を、前受けしたに過ぎない訳です。
したがって、決算手続で、貸方の「受取家賃」勘定(収益)を、
借方に記帳して、取り消します。
いっぽう、貸方には、「前受家賃」勘定(負債)を計上するの
です。
(借)受 取 家 賃 ×× (貸)前 受 家 賃 +××
このように、当期中に受け取った、翌期分のサービス提供に
係る収益は、「前受収益」として、処理するのです。
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は い!休憩、終わりでぇーーす!
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◆ 練習問題
次の取引を、仕訳・転記しましょう。
(1)当期中に、翌期分の家賃10万円を、現金で受け取った。
(2)当期の決算整理手続で、上記の受取家賃を、「前受家賃」勘定に
振り替える仕訳を行う。
【解答用紙】単位:万円
<仕訳帳>
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(1)(借) (貸)
(2)(借) (貸)
――――――――――――――――――――――――――――――
<総勘定元帳の一部>
―――――――――――――――――――――――――――――――
+ 現 金
―――――――――――――――
|
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前受家賃 +
―――――――――――――――
|
|
受取家賃 +
―――――――――――――――
|
|
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【模範解答】単位:万円
<仕訳帳>
――――――――――――――――――――――――――――――
(1)(借)現 金 10 (貸)受 取 家 賃 10
(2)(借)受 取 家 賃 10 (貸)前 受 家 賃 10
――――――――――――――――――――――――――――――
<総勘定元帳の一部>
―――――――――――――――――――――――――――――――
+ 現 金
―――――――――――――――
(1) 10|
|
前受家賃 +
―――――――――――――――
|(2) 10
|
受取家賃 +
―――――――――――――――
(2) 10|(1) 10
|
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