期首の商品在庫を仕入勘定に振り替える決算処理
次の年度の期末決算手続で、期首の在庫分を、
「繰越商品」勘定から、「仕入」勘定に振り替える
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lesson.047
★ 5分で完結!小学生でもわかる簿記入門 ★
2004.09.10
関連HP https://bokikaikei.net/ (月・水・金 午前中)
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【CONTENTS】
○ 期首の商品在庫を仕入勘定に振り替える決算処理
(※図が見にくい方は、等幅フォントまたはMSゴシックでご覧下さい)
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○ 期首の商品在庫を仕入勘定に振り替える決算処理
つぎのような、一連の流れは、前回、学習しました。
(1)期中
(借)仕 入 ××× (貸)現金(買掛金) ×××
(2)期末(期末の商品在庫を、繰越商品勘定へ振り替え)
(借)繰 越 商 品 A円 (貸)仕 入 A円
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そして、次の年度になると、上記のA円は、期首の在庫となります。
この、期首の在庫A円は、通常、次の年度中に販売されて倉庫から消えていき
ます。
したがって、次の年度の期末には、あらためて、期首の在庫A円を、仕入勘定
に振り替える仕訳を行い、費用として処理すればよい訳です。
(3)次年度の期末(期首の商品在庫を、仕入勘定へ振り替え)
(借)仕 入 A円 (貸)繰 越 商 品 A円
以上です。ポイントは、次の年度の期末決算手続で、期首の在庫分を、
「繰越商品」勘定から、「仕入」勘定に振り替えることです。
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◆ 練習問題
次の取引を、仕訳・転記しましょう。
前期から繰越されていた「繰越商品」勘定の残高は、80万円であった。
期末になり、上記の繰越商品は、販売されたものとして、仕入勘定へ振り
替えることとする。
【解答用紙】単位:万円
<仕訳帳>
――――――――――――――――――――――――――――――
(借) (貸)
――――――――――――――――――――――――――――――
<総勘定元帳の一部>
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+ 繰越商品
―――――――――――――――
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|
+ 仕 入
―――――――――――――――
|
|
―――――――――――――――――――――――――――――――
【模範解答】単位:万円
<仕訳帳>
――――――――――――――――――――――――――――――
(借)仕 入 80 (貸)繰 越 商 品 80
――――――――――――――――――――――――――――――
<総勘定元帳の一部>
―――――――――――――――――――――――――――――――
+ 繰越商品
―――――――――――――――
| 80
|
+ 仕 入
―――――――――――――――
80|
|
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