自己を引受人(名宛人)とする為替手形。
自己を名宛人として振り出す為替手形を、自己宛為替手形という。
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lesson.025
★ 5分で完結!小学生でもわかる簿記入門 ★
2004.07.19
(月・水・金 午前中)
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【CONTENTS】
○ 自己を引受人(名宛人)とする為替手形。
(※図が見にくい方は、画面の表示を等幅フォントにしてみて下さい!)
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みなさんこんにちは。しばやまです。
前回は、自己を受取人とする為替手形でした。
今回は、自己を引受人(名宛人)とする場合を勉強しましょう。
○ 自己を引受人とする為替手形。
(為替手形のおおまかな記載イメージ)
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為 替 手 形 ×××
支払日 平成○年9月30日
A商事株式会社 殿 :
――――――――――――
¥100,000
――――――――――――
上記金額を、受取人 C物産株式会社 またはその指図人に
―――――――――――
お支払いたします。 ―――――――――――
|引受人
振出日 平成○年7月1日 |
振出人 A商事株式会社 印 | Å商事株式会社 印
|
**********************************
上記の手形例を、「A社」の立場で、見ていきます。
7月1日に、A商事により、為替手形が発行(振り出し)されています。
その意味は、次のとおりです。
「A商事は、自己を名宛人とする為替手形を振り出し、自ら、満期日の9月30日
に、100,000円の手形代金を、受取人C物産に支払う義務を負った。」
このように、自己を名宛人として振り出す為替手形を、自己宛為替手形という。
結論としては、A商事自らがを支払人となって、9月30日に手形代金を支払う
義務を負ったことになります。これが仕入取引に際して振り出された者ならば、借
方は、「仕入」勘定になります。
<自己宛為替手形の振り出し>
(借)仕 入 100,000(貸)支 払 手 形 100,000
<費用の発生> <義務の発生>
◆ 練習問題
次の取引を、仕訳・転記しましょう。
N社は、商品を仕入れ、自己宛ての為替手形(額面20万円)を振
り出した。
【解答用紙】単位:万円
<仕訳帳>
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(借) (貸)
―――――――――――――――――――――――――――――
<総勘定元帳>
―――――――――――――――――――――――――――――――
支 払 手 形 +
|
|
+ 仕 入
|
|
―――――――――――――――――――――――――――――――
【模範解答】単位:万円
<仕訳帳>
―――――――――――――――――――――――――――――
(借)仕 入 20(貸)支 払 手 形 20
―――――――――――――――――――――――――――――
<総勘定元帳>
―――――――――――――――――――――――――――――――
支 払 手 形 +
| 20
|
+ 仕 入
20|
|
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