日経2007年5月10日の1面で報じられたとおり、トヨタの営業利益が2兆円を超えました。
これは、日本企業で初の大台ということで、一つの快挙です。
さて、同じく日本で大手として称されるホンダと日産はどうかというと、こちらは
営業利益的にはやや苦戦しています。
そのあたりを、下記の表とグラフでご確認下さい。
上記を見ると、
○ホンダと日産は、ほぼ同じ規模で、2位、3位の地位を争っている。
○ホンダ、日産は、いずれも売上高は増加している。
○ホンダ、日産は、営業利益が減少し、その結果、営業利益率も
7%台と、前期の約9%から1%以上悪化した。
○それに比較して、トヨタは、むしろ営業利益率を9.35%と
増加させ、他の2社の利益率を大きく引き離した。
ここで面白いのが、
ホンダと日産の売上高の合計(110,871+104,685=215,556億円)は、トヨタの239,480億円に近い水準(90.0%)ですが、営業利益でみると、ホンダ8,518+日産7,769=16,287億円は、トヨタの22,386億円に比べ、72.7%の水準と、ずいぶん低くなります。
2006年3月期は必ずしもそうではないのですが、2007年3月期に関しては、下記の状況にやや近くなっているのかな、と思います。
「業界トップは、2位、3位よりも、シェアで強い立場を確立しているだけに、利益性の面で、いきおい有利な状況になりやすい」
ということは、一般論としては、考えることができるかもしれません。
「一番」は、文字通り、一番おいしいところを取りやすいということが、時としていえますよね。
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