経営計画における短期利益計画とは?
※こちらの動画でも解説しています。
「短期利益計画」とは、通常は1年間の利益の目標のことですが、予算を決めることと考えるとイメージしやすいと思います。
「短期利益計画」で決めるものは、1年間の利益目標、経費目標、売上目標です。
それを3か月ごとに区切ると四半期目標、さらに細分化すると月次目標になります。
「短期利益計画」は、まず1年間のトータルの利益から決めます。
その利益額に、経費率をかけ算するなどの方法で費用を決め、最後に売上を決めます。
「短期利益計画」を決める順番は、利益→費用→売上の順です。
したがって「短期利益計画」は、損益計算書の下から決まっていることがわかると思います。
決算書は実績を読むときには上から
売上 ⇒ 経費 ⇒ 利益
の順に読みますが、利益計画の場合はその逆で、下から決めていきます。
財務分析は上から、利益計画は下からと覚えてください。
まずは利益を決めてから、その利益にかかる費用を予測して、利益と費用を足して売上が決まります。
売上の目標が決まるのは最後です。
それを1か月ごとに設定したものが月次予算になります。
まとめると、「短期利益計画」というのは予算と同義と考えて間違いありません。
ぜひ参考になさってください。
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