ラクラク突破 ストーリーで頭に入る日商簿記3級合格一直線
ラクラク突破 ストーリーで頭に入る日商簿記3級合格一直線 柴山政行 著
日商簿記検定3級で出題される内容は、世間での「簡単な資格」というイメージとはうらはらに、かなりバリエーションに富んでいて、いざ取り組んでみると、半分近くの人が挫折したりしています。意外に侮れないのですね。
3級の学習内容の例を申し上げますと、商品売買、期末の在庫、約束手形の振出、
為替手形の振出や引受、小切手の振出と受取、当座預金、仮払金、現金過不足、売掛金や買掛金、手付金の扱い、発送費用のパターン別の処理、源泉所得税や社会保険料の会計処理、固定資産の取得や減価償却、不良債権の会計処理、資本金の取り扱い、試算表の作成…。
…いかがですか?日商簿記3級では、これらの項目を「あたりまえのこと」として、普通に取り上げ、淡々と帳簿に記入していくのです。ビジネスのあらゆる場面に「お金のやり取り」がからみますから、必然的に、ほとんどのビジネス・シーンに簿記がかかわっている、ということがおわかりになることでしょう。
言い換えれば、簿記を一通り理解するということは、「ビジネス全般を理解する」ことに等しいのですね。
前作に引き続き、ルカスイ-ツというケーキ屋を経営する主人公の八寄(はちより)ルカと、その成長をあたたかく(?)見守るイタリア人幽霊のパッチ―が繰り広げるドタバタ劇をお楽しみいただきながら、日商簿記3級の受験に必要な簿記知識のエッセンスを、本書のあちこちに盛り込みました。
類書にはない形で、簿記の教科書と現実の商売を橋渡しする「簿記マンガテキスト」として、ご愛用いただければ嬉しいです。
この本を2、3回通読していただいたあとに、日商簿記3級対策用の問題集などに取り組んでいただければ、試験合格は十分に可能です。
さあ! それでは一緒にルカスイーツに行ってみましょう!!
本書は、前著『ストーリーで頭に入る 日商簿記3級超入門』の続編です。 前著では、全くの初心者が日商簿記4級の合格に必要な知識を学び、さらに毎年30 万人以上が受験する大規模な資格「日商簿記3級」の予習となるように、マンガのストーリーを楽しみながら読み進められる工夫を凝らしました。 これを受けて、本書では、より本格的に「日商簿記3級」の合格に必要な基礎知識をふんだんに盛り込んでいます。 |
日商簿記検定3級で出題される内容は、世間での「簡単な資格」というイメージとはうらはらに、かなりバリエーションに富んでいて、いざ取り組んでみると、半分近くの人が挫折したりしています。意外に侮れないのですね。
3級の学習内容の例を申し上げますと、商品売買、期末の在庫、約束手形の振出、
為替手形の振出や引受、小切手の振出と受取、当座預金、仮払金、現金過不足、売掛金や買掛金、手付金の扱い、発送費用のパターン別の処理、源泉所得税や社会保険料の会計処理、固定資産の取得や減価償却、不良債権の会計処理、資本金の取り扱い、試算表の作成…。
…いかがですか?日商簿記3級では、これらの項目を「あたりまえのこと」として、普通に取り上げ、淡々と帳簿に記入していくのです。ビジネスのあらゆる場面に「お金のやり取り」がからみますから、必然的に、ほとんどのビジネス・シーンに簿記がかかわっている、ということがおわかりになることでしょう。
言い換えれば、簿記を一通り理解するということは、「ビジネス全般を理解する」ことに等しいのですね。
前作に引き続き、ルカスイ-ツというケーキ屋を経営する主人公の八寄(はちより)ルカと、その成長をあたたかく(?)見守るイタリア人幽霊のパッチ―が繰り広げるドタバタ劇をお楽しみいただきながら、日商簿記3級の受験に必要な簿記知識のエッセンスを、本書のあちこちに盛り込みました。
類書にはない形で、簿記の教科書と現実の商売を橋渡しする「簿記マンガテキスト」として、ご愛用いただければ嬉しいです。
この本を2、3回通読していただいたあとに、日商簿記3級対策用の問題集などに取り組んでいただければ、試験合格は十分に可能です。
さあ! それでは一緒にルカスイーツに行ってみましょう!!
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- 未渡小切手(3級・2級商業簿記)【簿記ャブラリ】
今回の簿記ャブラリー第2章では、3級・2級商業簿記についてお話しします。 テーマは「未渡小切手」です。 未渡小切手は、2級の銀行勘定調整表などでよく見られ、決算手続きや仕訳にも影響を与えることが多いです。 また、場合によっては1級などの上級レベルの試験でも出題されることがあるので、ぜひこの機会に理解を深めてください。 では、未渡小切手の重要度は2級で星2つです。 定義を見てみましょう。 未渡小切手とは、まだ相手に渡しておらず手元にある自社振り出しの小切手のことです。 これを考えると、一旦当座預金を減少させる状況が発生します。 小切手を振り出すと、貸方に当座預金が減少します。 小切手を作成した時点で、当座預金勘定を減少させた状態で相手に渡すことになりますが、受験簿記上では振り出した後、まだ相手に渡っていないケースもあります。 - ストックオプション、役員、代表取締役【簿記ャブラリ】
今日は簿記ャブラリ第1章、「今更聞けない基本用語」についてお話しします。 今回は3つの用語を取り上げます。 1つ目は「ストックオプション」、2つ目は「役員」、そして3つ目は「代表取締役」です。この用語を知ることで、日経新聞に出てくる経済記事が読みやすくなりますし、ビジネス用語にも詳しくなります。 そして、簿記3級や2級の基礎知識にもつながりますので、ぜひ楽しく学んでいきましょう! まずは「ストックオプション」という言葉からです。 最近では日経新聞やビジネス雑誌、例えばダイヤモンドや東洋経済などでもよく見かける用語です。 上場企業で多く使われているので、知っておくといいですよ。 ストックオプションは、会社の役員や従業員がその会社の株式を一定の価格で購入できる権利のことを指します。 - 原価、製造原価報告書(2級工業簿記)【簿記ャブラリ】
今日は第3章の2級工業簿記についてお話しします。 今回のボキャブラリーは「原価」という言葉と「製造原価報告書」という言葉です。 それでは見ていきましょう。 まず「原価」という言葉ですが、これは2級レベルの資産と費用に関する重要な用語です。 資金勘定などに集計されると資産になりますし、売上原価という費用として計上されれば、完成した商品が販売されるときに「売上原価」となります。 では、原価の定義ですが、製品を製造販売するために購入・消費した材料や労働力、さらには機械設備などの様々な経営資源を金額で表したものです。 例えば、機械設備を使うと減価償却費という費用が発生しますし、電気やガスを使うと水道光熱費として経営資源が消費されます。 - 株式市場、持合い、配当【簿記ャブラリ】
今日は簿記ャブラリ第1章として、「今更聞けない基本用語」についてお話ししたいと思います。 今回は「株式市場」、「持ち合い」、そして「配当」というちょっとハイソサエティな言葉について見ていきます。 これらの言葉を知っておくと、簿記の勉強がもっと楽しく、分かりやすくなると思います。それでは、早速見ていきましょう。 まずは「株式市場」についてです。 株式市場とは、いわゆる上場企業の株を売買するための市場のことを指します。 日立やトヨタのような有名な企業が上場しているんですね。 日本では東京証券取引所が代表的な株式市場ですし、海外ではニューヨーク証券取引所やロンドン証券取引所が有名です。 上場企業の株価はこの株式市場での売買によって決まりますので、投資家や金融家にとっては非常に重要な情報となります。 - 資産、負債、銀行【簿記ャブラリ】
今日は簿記ャブラリー第1章、「今更聞けない基本用語」を見ていきましょう。今回は「資産」「負債」「銀行」という言葉についてお話しします。 まず、資産についてです。資産は、取引の単位を区分する勘定科目の一つです。資産のグループと考えると分かりやすいでしょう。 具体的には、現金や預金、棚卸資産、固定資産、建物などが含まれます。 会社にとって、将来収益を得ることが期待されるものが資産です。 仕訳において、資産が増加する場合は左側(借方)に記入し、減少する場合は右側(貸方)に記入します。 資産の種類には、現金、普通預金、当座預金、売掛金の受取手形、固定資産などがあります。 「金・物・権利」という表現もよく使います。つまり、お金や現物、権利が資産に含まれます。資産は貸借対照表で「資産の部」として表示されます。