為替手形の引き受け
為替手形の引き受けは、
ツケを負っている取引先の為替手形を
ツケを免除する代わりに処理する約束をすること。
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lesson.022
★ 5分で完結!小学生でもわかる簿記入門 ★
(旧題:5分でわかる!使える!!簿記入門)
2004.07.12
(月・水・金 午前中)
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【CONTENTS】
○ 為替手形の引き受け
(※図が見にくい方は、画面の表示を等幅フォントにしてみて下さい!)
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みなさんこんにちは。しばやまです。
○ 為替手形の引き受け
前回から、為替手形について勉強しています。
為替手形シリーズは、3回にわたります。今日は、その第2回目です。
(為替手形のおおまかな記載イメージ;前回と同じ事例)
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為 替 手 形 ×××
支払日 平成○年9月30日
BB株式会社 殿 :
――――――――――――
¥100,000
――――――――――――
上記金額を、受取人 C物産 またはその指図人に
―――――――
お支払いたします。 ―――――――――――
|引受人
振出日 平成○年7月1日 |
振出人 A商事株式会社 印 | BB株式会社 印
|
**********************************
上記の手形例を、今度は引受人「BB社」の立場で、見てみましょう。
7月1日に、A商事により、為替手形が発行(振り出し)されています。
この為替手形の意味はこうです。
「BB社は、C物産への支払を、A商事から依頼され、引き受けた。」
この場合、BB社にとってA商事は仕入先に当たり、事前に買掛金(ツケ)を
負っていることが前提になります。(前回と同じく、簿記学習上は、暗黙。)
「BB社さん、お宅に対する売掛金を100,000円分、免除してあげるから、
私の代わりに、C物産へ、9/30に、100,000円の支払をしてくださいな。」
このように依頼され、BB社は、「いいですよ!」と引き受けました。
そして、手形用紙の右下の「引受人欄」に署名・押印などをします。
では、BB社の立場での仕訳・転記を見ていきましょう。
BB社は、引き受けにより、手形代金の支払義務を負います。
したがって、手形代金の支払義務を表す「支払手形」勘定(負債)を貸方に
記帳します。
(借) (貸)支 払 手 形 100,000
<負債の+>
そして、その見返りとして、A商事への買掛金を免除してもらいます。
(借)買 掛 金 100,000 (貸)支 払 手 形 100,000
<負債の > <負債の+>
◆ 練習問題
次の取引を、仕訳・転記しましょう。
D社は、Y社から、為替手形25万円の支払の依頼を受け、これを引き
受けた。(支払引き受けにともない、同額の買掛金を免除してもらう)
【解答用紙】単位:万円
<仕訳帳>
―――――――――――――――――――――――――――――
(借) (貸)
―――――――――――――――――――――――――――――
<総勘定元帳>
―――――――――――――――――――――――――――――――
支 払 手 形 +
|
|
買 掛 金 +
|
|
―――――――――――――――――――――――――――――――
【模範解答】単位:万円
<仕訳帳>
―――――――――――――――――――――――――――――
(借)買 掛 金 25(貸)支 払 手 形 25
―――――――――――――――――――――――――――――
<総勘定元帳>
―――――――――――――――――――――――――――――――
支 払 手 形 +
| 25
|
買 掛 金 +
25|
|
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