不良債権比率(ふりょうさいけん)
銀行の財務健全性を判断する指標の一つで、貸出金に対する不良債権の比率のこと。
金融再生プログラムでは、4%台が目標とされてきた。
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毎週 月・木・土 2004.11.25 第11号
10秒セミナー【話のネタに!ニュース用語】
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【不良債権比率】ふりょうさいけんひりつ
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要点|
――・ 銀行の財務健全性を判断する指標の一つで、貸出金に対する
不良債権の比率のこと。
金融再生プログラムでは、4%台が目標とされてきた。
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視点|
――・
金融再生プログラムというのは、平成14年10月に金融庁が公表した、
新しい金融システム構築のための政策です。
金融再生プログラムの目玉は、主要銀行の不良債権問題の解決を通して
経済の再生を図る、というものです。
具体的には、平成16年度(2005年3月)を期限に、銀行の不良
債権比率を、平成14年当時の半分に減らすと共に、金融システム安定化
のための金融機関の経営基盤の強化をしよう、というものです。
ちなみに、平成14年当時の不良債権比率が8.4%となっています
から、平成17年3月時には、4%台にまで削減する、という努力目標
になります。
11月25日の日経新聞(1面)によると、不良債権処理の目標達成が
できそうな感じです。
銀行側の経営基盤が強くなれば、資金の循環も、以前よりは良くなる
でしょうから、経済の活性化という意味では、良い材料といえそうです。
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