私は、企業研修、コンサルティング、簿記教育や
執筆活動などを通して、日ごろからビジネスマンの
会計意識を高める活動を行っています。

延500通を超えるメルマガ読者さんからの感想や
企業様からの研修依頼・出版社からの執筆依頼などから、
会計知識や財務分析のニーズが年々高まっていることを実感しています。

また、ビジネスマン向けの雑誌でも、国際会計基準の記事や決算書比較など、
企業会計に関する記事が毎日のように見受けられます。
ビジネスをしていくうえで、会計知識は必須となっています。
しかし、細部に渡る専門知識がなくても、貸借対照表と損益計算書などの
決算書をうまく読み込み、使いこなすことができれば、
ビジネスや株式投資などに幅広く応用できます。


人事異動で本社管理部門に異動となれば、
嫌でも管理会計について学ばないと仕事になりません。
中小企業経営者は、自社の決算書の状態を分からなければ、
事業計画や資金繰りなど経営に支障をきたすことでしょう。


業績連動型の報酬体系の企業にお勤めの方は、
決算書が読めなければ、会社の決算に応じて変動する給与・賞与について、
自分の会社に何が起こっているのか理解できないでしょう。
新入社員や経理部門に配属された方は、
漫然と簿記の勉強をするよりも会社の全体像である決算書の読み方・使い方を
分かった上で、取り組んだほうがはるかに理解度も上がります。