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税理士法人合同経営会計事務所 代表 勝元 一仁 先生

柴山

今から柴山式コンサルメソッドご利用者様の声ということで、税理士法人合同経営会計事務所の代表でいらっしゃいます税理士の勝元一仁先生にお話を伺いたいと思います。
それでは勝元先生、よろしくお願いいたします。

勝元先生

よろしくお願いします。
税理士法人合同経営会計事務所の勝元と申します。
どういった活動をしているかというと、うちの事務所は二人代表で、もう一人、牧野先生とやっているのですが、元々牧野先生の親の代からやっている事務所なので、もう今年で54年目の事務所になります。
それで私どもの事務所に後で入れていただいて、結構、既存の部分を含めてやりたいようにやらせていただいていて、非常にありがたいんです。
主にやっているのは、やはりこの講座受けて、やはりコンサル事業というのを結構、頑張ってやっておりまして、事業承継のコンサルなどを受けている場合などは、事業承継ベースを使うというのではなく、1からどういう風に会社を組み立てていって、株主構成をしたらいいのかということで、10年単位でコンサルをさせていただいたりとか。
この講座を受けることによって、非常にプラスになっていることが多いので、今日はそういったお話をさせて頂きたいと思います。
それと、事務所で取り組んでいる部分として経理代行というのを非常に頑張って取り組んでおります。
ではなぜ、経理代行を取り組みだしたかと言いますと、元々クライアントがほとんど自計化されていまして、経理代行はいらなくなったのですが、やはり創業間もない方たちが請求書作成に時間を割いているというのは、本来の売り上げ伸ばしたりとか研究開発したりとか、速度を遅らせることに気づいて、それからはそういう方たちを対象に経理課代行みたいな形でさせていただいています。

柴山

はい。ありがとうございます。
勝元先生は長年、この業界で、色んな取り組みをされて、たぶん経済の浮き沈みとかかなりご存じでいらっしゃって、何年くらい、税理士として登録されてからお仕事をされていらっしゃいますか?
随分長いですよね。

勝元先生

いや、そんなに長くないですよ。
20年くらいですね。

柴山

いや、長いですよ。20年!
ふた昔じゃないですか。
ということは、21世紀に入ってからほぼ21世紀の状況は知り尽くしている感じですか?

勝元先生

というか、私税理士として登録したのは今の事務所に入ってからなので。

柴山

では、その前も、長年、税務業務は1990年代くらいからすでにいろいろされていらっしゃるんですね。

勝元先生

丁度消費税と共に、みたいな感じです。

柴山

では1989年くらいですね。たぶん。
あの頃ですね。
消費税の生き字引みたいな。
そうですか。それは長い。
では、バブル崩壊からリーマンショックの辺りまでいろいろ体験されていらっしゃいますね。

勝元先生

そうですね。

柴山

先生から見て、2~30年前と今とで一番大きく変わったなって実感があることがありますか?

勝元先生

やはりクライアントの要望が、あの時は税金の計算だけできればいいという要望が多かったのですが、やはり税理士は経営者の近くにいて、一番身近な士業なのでどんな相談でも税理士さんにしたらそこから弁護士さんに繋いでくれたり、司法書士さんに繋いでくれたり、社労士さんに繋いでくれたりという、やはり企業と士業との懸け橋になっているのが税理士だと思っているので、税金の計算だけしたらいいという時代は終わってるのかなと思います。

柴山

そうですよね。
私は1990年の最初の頃から会計士・税理士になったのですが、その当時、一年だけ個人事務所、東京の青山のところに修行で行っていた時にすごく印象に残っていたのが、私が30歳ちょっとくらいの時に、税務の仕事を初めて始めた時に、10歳くらい年上の会計士の方に言われたのが、『柴山さん。とりあえず15件持ってくれたらあなたに給料払えるから』と言われたのをとても覚えています。

勝元先生

はい。

柴山

当時15件、今考えるとすごいのですが、15件で食っていけるということは給料の二倍で月100万円くらいの売り上げるになるなって思っていたんですよ。
ということは、平均を、そこが少し高めだったのですが、確か5~6万円くらい。
その頭でしばらく経って色々聞いてみたら、全然単価が変わっているじゃないですか。

勝元先生

ただ、私が思うのは、今単価を低く設定していて、大量にやっている先生と、ある程度の単価を頂いて深くやっている先生と、両極端になっているのではないでしょうか?

柴山

二極化が激しいってことですかね。平均じゃなくて。
なるほど。
前は中央値で集まっていたのが、ぐーっと上と下に。

勝元先生

まあ、ニーズによって、税金の計算だけでいい、というのであれば、やはり低い価格になってしまいますし、やはり、色んなことに対応してもらえたりとか、コンサル付きということであれば、ある程度の額は払っていただけると思います。

柴山

なるほど。
お客様のニーズが多様化したということなんですかね。

勝元先生

そうですね。

柴山

どちらかというと、コンサルティングコンサルサービスは両極端で言うと単価高めですが、一人一人きめ細かく密着型でやっていくというイメージでしょうか。

勝元先生

そうですね。

柴山

ありがとうございます。
では次の質問です。
勝元先生が柴山式のコンサルティング理論というかメソッドに出会われたきっかけみたいなものを少しお話しいただけますか?

勝元先生

メールでそういった募集をしているのを発見して。

柴山

ああ、やってますね。

勝元先生

社外取締役コンサル塾というのを募集していたんですよね。

柴山

そういうネーミングでしたね。大野さんがされているものですね。

勝元先生

はい。
大野さんのメールでそれを見つけて、私は社外取締役も何件かしていたので、やはりもっと社外取締役としてサービスが増やせるのではないかと。
社外取締役というフレーズに引っかかったといいましょうか。

柴山

それが印象に残ったということですね。

勝元先生

そうです。
その語句が引っかかって、すぐ申し込んだという形です。

柴山

そういった、社外経営執行役員型というタイトルでメールが来て、先生が面白いと思っていただいて、申し込んでいただいたと。

勝元先生

はい。

柴山

そうしたら、コンサルメソッドの違いといいましょうか。実際に受けられて見て、先生なりのご感想があればお話しいただけますか?

勝元先生

私は柴山先生のコンサル塾を受けて非常に思ったのは、結構コンサルのための講座とか体系的になっているようでなってないところがほとんどなんです。
例えば、一般的なコンサル関係の部分は属人的な部分が多いですし、長嶋監督のような感じで教えてもらえるんですね。
でも、柴山式は野村監督のように、全部理論の裏打ちがあるような教え方をしてくださる。
やっぱり色々受けてみて、そこが他と違うところだなという風に思います。
そういったことですごく柴山式は、特に税理士さんにはお勧めです。
やはりコツコツするタイプが多いので。

柴山

皆さん、本来、勉強が好きな方というか得意な方が多いですものね。

勝元先生

はい。
なので、非常にやはりコツコツ学んでいってコツコツ積み上げていける方式なので、自分の仕事に取り入れやすかったり、そういった部分が非常にプラスになっています。

柴山

もともとこれは今まで私の20年30年のコンサルティング経験を5%くらい、一番大事なところを集約して遺書みたいなもので作ったと言っていたんですよね。
私がいつ死んでも、これを使って誰かが私以上にやってくれたらという。
なんでも抽象的な話というのが多くて、孫氏の兵法もそうですよね。
ある意味、抽象的な方が応用範囲が広いというところが、もしかしたら先生が見ていただいたところなのかなと思っていまして。
実際、三つありますよね。
行動原則とあり方、経営戦略・やり方、伝え方。
先生は伝え方のところはかなり専門的にされていらっしゃいますよね。コーチングとか。

勝元先生

そうですね。
コーチングは10年どころではないですね。20年前から。

柴山

下手すると私より長く学んでいらっしゃって。
やはり仕事が税理士業務でも伝え方とかコーチングスキルとかアクノリッジメントですよね。
そういったスキルはかなり有効というか使ってみてどうですか?

勝元先生

はい。
やはりコーチングを学ぶ前と後でしたら、やっぱり全然違いますよね。
やはりコーチングでもアンカーリングとかああいった部分で、やはり経営者を行動に促す技術が大切で、やはり経営者に対して例えばコンサルしても、色んな指導をしたにしても、行動に促せないと結果が出ないんですよ。
話聞いただけで終わったのでは、会社も伸びませんし、会社が伸びないとうちも伸びないということで。
なので、やはり経営者を行動に促すという観点から言うと、コーチングは素晴らしいなと思います。

柴山

勝元先生からみて、ちょっと今社長の話だったのですが、例えばコンサルをしていて伸びる社長と伸びない社長の違いって何かありますか?
見ている方はそういうノウハウをもし聞けたら、すごくラッキーだと思うかもしれないので。

勝元先生

今お話ししたように、すぐ行動する社長は伸びます。どんな話をしても動かない人と動く人がいるんですよ。
動く人はすぐに動くので。
仮にそれが失敗でも成功するまでいろんな手法でやり続けたら成功しますから、だからやはり、伸びる社長・伸びない社長は行動する社長・行動しない社長ということだと、私は経験上そう思っています。

柴山

例えば経営戦略、経営学の知識があるなしよりも、行動力が重要ということですね。
むしろ、知らない方が良いかもしれませんね。中途半端に(知っているより)。
ありがとうございます。
私の講座の中で一番重視しているのはあり方で、行動原則というのをとても重要視しているのですが、行動原則の中で何か印象に残ったことはありますか?

勝元先生

行動原則をきっちり区分けして、まずはここからと順番をきっちりつけていただいて、それに基づいてやっていくと、自然にコンサルになるっていう状態になっていたので、やはり柴山式は素晴らしいなと思いました。

柴山

ありがとうございます。
思考フローですね。ようするに形式的なシートではなくて、考え方の流れということですね。
私がもっとも重要視していることです。ありがとうございます。
特に『時中』という言葉とか『吉凶悔吝』とか『易経』とかも使っていますので。
ありがとうございます。
勝元先生といろいろお話をしながら、もっともっと語りつくしたいことがあるのですが、まずは先生から見て、(先生は)業界の重鎮でもありますから。

勝元先生

そんな、いえいえ。
そんなことを言ったら重鎮の先生方に怒られます。

柴山

いえいえ。
先生から見てこれからの税理士、若手の方もそうですが、まあ、40歳50歳とまだまだ平均年齢が下の方なので、これから業界を背負っていく、私個人的には中小企業の参謀として活躍する場が無限にあるのが税理士だと思っていまして、これからの税理士が社会から求められていること、どういう風に力を発揮するべきか、そのあたりについて先生のビジョンというか、今後についてのお考えなどを、よろしかったら少しお話しいただければと思うのですが。

勝元先生

やはり税理士として求められているというか、これから伸びていく会社の税理士に求められているのは、会社の参謀になれること。
社外取締役であったり、参謀になれることだと思うんです。
やはりそういった参謀・コンサルとしてやっていくには、コーチング能力であったり聞く能力であったりということだと思います。
柴山式でも1単元使って学ぶコーチングとか聞く能力というがこれからの税理士には必須だと思います。
今迄は先生事業のように、先生がこういうからこう、みたいな状態では会社も伸びませんし、会社が伸びないと事務所も伸びないので、会社が伸びたら事務所もそれなりに伸びると思っているので、なのでこれからの税理士に求められることというのは総じてコミュニケーション能力が非常に大事だと思っています。

柴山

そうか。
これからは税務の情報を与える先生とか教授みたいな、先生としての情報提供者とかそういったアドバイザーだけではなくて、聞き手というか、相談相手ですかね。経営の。

勝元先生

はい、そうです。

柴山

そういうのは今後、税理士試験制度も少し、簿記論と財表を少しかぶるのですが、一つくらい経営学とかコーチングとかを入れてほしいですね。

勝元先生

そうですね。
ですから、この頃よくクライアントの経営者の方から電話がかかってくるのは、ちょっと経営相談良いですか?の電話の流れの割合が高くなってきました。
税金の相談より、ちょっと経営相談良いですか?と。
ちょっと会社の役員とのことで悩んでいるので、ちょっと聞いてもらってもいいですか、そういう電話の割合がほとんどになってきました。

柴山

やっぱりそうですよね。
経営のこと、現場で一番本来見ているのは税理士ですものね。数字の面で。
前期比で経費は何%上がった下がっただけではなく。

勝元先生

そういうのはこの頃ソフトが良くなって、みんな分かっていますから。

柴山

AIに取って代わられてしまいますものね。
わかりました。
先生のこれからの取り組みとか何かありますか?先生、これからどんなことをやってみたいとか、何かありましたら。

勝元先生

一番最初にお話ししたように、やはり会社のバックヤード部分を応援していって、経営者の本来の時間、売り上げを上げるだとか、研究開発するだとか、本来経営者がしっかりしないといけない部分に時間を割けるようにお手伝いするという会社を今作っているので、それをちょっと踏ん張っていきたいなと思っています。

柴山

またこのご時世ですが、状況が状況ですから、またお会いしてお話しできたらと思っております。
今日はご利用者様の柴山式コンサルメソッドをご愛用していただいています税理士法人合同経営会計事務所の代表でもいらっしゃいます税理士の勝元一仁先生にお話を伺いました。
勝元先生、本当にありがとうございました。

勝元先生

ありがとうございました。