合資会社柴山会計ソリューション 
柴山公認会計士事務所 
東京都新宿区下落合1丁目
                                           

1. 原価計算(工業簿記の基礎資料)の意味。    


 「原価計算」は、製品の1個当たりのコスを集計する技術、
とご理解いただいて結構です。

 ここで、「製品の1個あたりのコスト」とは、工場でかかる3種の費用の合計です。

 【工場でかかる3種の費用】

  1.材料費 … 工場内で消費される物品の費用ですね。
            (例)素材(原料など)や部品の消費額。
               補助材(補修材など)、消耗品費(紙やすりなど)

  2.労務費 … 工場内で消費される「労働力」にかかる費用ですね。
            (例)直接工(物を作る人)の賃金。      
               事務員さんの給料など。

  3.経 費 … 材料費・労務費以外の費用のことです。
           (例)外注費。
              減価償却費、水道光熱費、交際費、福利費など。





 ※減価償却費など、会計の基礎知識に
   ご興味がおありの方は、ぜひご登録
   ください。(→)
  大好評で、2004年6月創刊以来、
  1年も経たずに2万人の読者を獲得
  した無料メルマガです。







     つまり、原価計算(製品1個のコストの計算)は、@材料費、A労務費(人件費)、

     B経費(その他)の3種の費用を、それぞれ集計し、数量などを基準にして、

     「各製品に配分」する手続のことなのです。


  【原価計算】の、投入と産出の関係


      工 場 内(資源の消費)                  製品の生産
     ―――――――――――             ――――――――――――
      1.材料費 600万円                
                                   
      2.労務費 250万円     →→→→→   (6月の実績:5千個など)
 
      3.経 費  150万円
            ―――――
        総原価1000万円


      <インプット(投入)>        =        <アウトプット(産出)>


 上記の例で行くなら、総原価1000万円に対し、5千個の製品を作ったのですから、
各製品の質や内容に差がなければ、単純に1000万円÷5千個=1個2000円と、
1個あたりの原価を集計できます。

 しかし、ここで、5千個の製品のうち、500個が最上級品、1千500個が上級品、
3千個が標準品というように、各製品の質が違って来たらどうですか?

 また、材料が一種類じゃなくて、ことなる種類のものが複数あったらどうでしょう。

 さらに、5千個のアウトプットが、全部完成したわけではなく、そのうち1千個だけ
50%しか仕掛かっていない(できていない)未完成品だったら、単純に総原価を
生産量の5千個で割る、という計算方法には、無理が出てきますよね。

 このように、製造現場の実態モデルに合わせて、いろいろな要素を少しずつ加えていくと、
とたんに原価計算(=原価の製品別の配分)は複雑になってきます


 だから、「原価計算」という計算技術の体系では、シンプルなモデルから、少しずつ条件を
加えたり変化させたりしながら、個々の実態に適した集計方法を、学ぶことになるのですね。


 「原価計算」に関する、このあたりの問題意識をしっかりと植え付けてくれない点に、現在の
簿記教育の問題点があると、私は考えます。

 原価計算のエッセンスは、実は、以外にシンプルですごく面白いのです。


 たとえば、ケーキ一つを作る場合にも、生クリームとか、スポンジとか、イチゴとか(笑)、
あるいは卵なんかも必要ですよね。

 これらは、材料費じゃないですか。

 つぎに、そのケーキを作る職人さんに払う給料、これって、労務費ですよね。

 さらに、厨房(ケーキの場合、この呼び名でよいかわかりません。ごめんなさい。)、つまり
ケーキの調理現場では、設備に係る費用や、電気代、水道代、その他諸々の諸経費がかかります。

 これって、全部経費ですよね。


 以上の3種の費用を正確に集計し、各ケーキに割り振れば、「そのケーキ1個作るのに、
だいたいいくら係るか(コスト)」がわかります。


 コストがわかれば、それを基準に、「じゃあ、いくらで売れば、もとがとれるかな?」という
販売価格の決定にも、大きな影響を及ぼします。



 いうなれば、原価計算は、「その製品に、どれだけの金がかかっているから、
その元をとるために、いくらで売ればいいかの基準値」を出すフィルターなのです。



 
 …お分かりいただけましたか?

 つまり、およそ商売の世界で、原価計算の感覚が要らない業種は、実は存在しないのです。

 これは、メーカー以外の業種の方にも、当てはまります。
 サービス業、小売業、卸売り業…

 どんな業種であれ、製品の購入、保管、販売、代金回収の各プロセスで、コストが発生します。

 そういえば、「損益分岐点分析」という、経営管理上、非常に有名なツールがありますが、
あれは、原価計算の一分野です。

 事業部制組織を運営するときにも、「直接原価計算」という、原価計算の一領域を、理解している
のとしていないのとでは、その運用の効果も、おおきく変わってくることでしょう。


 以上、原価計算は、「すべての製品・サービスの元を取れる金額の基準値」をしめす、
重要なデータ提供手段だ、ということを、よく覚えていただけると、幸いです。



2.原価計算(工業簿記)は、苦手にされやすい「嫌われ者」の科目です。        

 日商2級の指導をしていて、原価計算で高得点を取れない人を観察してみると、

だいたい次のような悩みを抱えているようです。



  =====================================

   (1) 商業簿記と違って、日常生活とは直接かかわりのない

    製造活動に関する話なので、具体的なイメージをもちにくい。



   (2) 計算手続や理屈が一見複雑そうなので、学習意欲がなかなか沸かない。

  =====================================

 要するに、「とっつきづらい」という先入観からくる「食わず嫌い」

多いのが、この科目の最大の特徴です。


 。。。実を言うと、原価計算を好きになれるかどうかの大きなポイントとして、

自分が初心者の時に出会った講師との相性のよさが、かなり影響します。


           この点、私は不運でした  (T_T)


 もう15年以上も前になりますが、初心者のとき、私は見事に原価計算で挫折しました。

 はじめての授業のとき、全くわからない専門用語が、

たいした説明もなしにどんどん出てきました。          



 あれよあれよという間に、気がつくと消化不良のまま、

講義終了の時間を迎えてしまいます。   (゜o゜)。。。 ←毎回、こんな感じで脱力。



そのくりかえしで、いいかげんいやになっていたとき、

だめ押しのような出来事がありました。


 原価計算の勉強をはじめてから3ヶ月経ったころ、

秋からスタートした早朝答練を受講したのです。


本来なら、ひととおり原価計算の学習を終えた

中級者向けの答案練習会だったのですが、

少しでも早く本番形式の学習をしたいと考え、友達と一緒に

申し込みました。



 1回目の結果は今でも忘れません。

 等級別総合原価計算という分野からの出題でした。

 一応の勉強は講義でしてきたつもりでしたが、何せ講師との相性が最悪だったため、

きちんとした理解を全くしていません。


 結果は……見るも無残な0でした。

これで決定的に苦手意識をもってしまい、あせりました!!!

「このままでは絶対受からない!」という強い危機感を覚えました。(ーー;)

 そこで、ここはとりあえず、自力で何とか遅れを取りもどそうと、

得意の特別企画を考えました。
 

 その内容は、簡単にいうと次のようなことです。


   ==================================


    (1) 書店に行って、1番読みやすい日商簿記検定2級の工業簿記の

    参考書を、
1冊購入する。

   (2) 1週間と期限を定め、工業簿記の参考書をざっと2回通読する。

  ===================================

 やったことはこれだけです。シンプルでしょ!?

 もちろん、300ページくらいの厚い参考書を、わけもわからず読みまくるのですから、ストレスと

絶望感は相当なものでした。

 わからないところがあっても、もうあの先生に聞きに行くのは嫌だし。。。


 でも、来年の本試験までの残り時間を考えると、四の五の言ってられません。

 「文句を言わずに、黙ってやり通す!」 もう、泣きそうでしたが、ほとんど意地でやりました


 だって、くやしいじゃないですか。

 たまたま、当たった講師が生理的に会わないって言う、子どもじみた理由で苦手科目を作って

しまい、それがもとで試験に落ちるなんて。。。


 しかし、なんでもいいから、「一つのことをやり通すこと」というのは、

大事なんですね。

 その効果は絶大でした。

 その時を境に、工業簿記を、自信をもって学習することができるようになり、

それ以降のテストでは、合格直前まで
1度として平均点を下回らなくなりました。

 上級答錬ではしばしば成績優秀者に名前が載ったほどです。

 ポイントは、「早いうちに期限を決めて一気に終わらせること」です。

それにより、


  「原価計算、あるいは工業簿記というのは、たいていは

   @材料の仕入→A加工→B完成→C販売のワンパターンだったんだ」


と、自分なりに全体像を把握することに成功したのです。


 原価計算は、みんなが思うほど学習する内容も多くない、

それなのにとっつきづらいとされている「おいしい科目」です。

細かい枝葉の話はとりあえずどんどん飛ばしていいですから、

2級レベルの工業簿記を理解するところからはじめる事が肝心です。


              でも、そうはいっても、

              その「全体像の把握を、楽しくできるようになりたーい!」



 そんな願いを持っていらっしゃる方って多いですよね!


 特に、15年前の私のように、人生かけて受験勉強をしているならともかく、



  普通の感覚としては、こうですよね。(*^_^*)
   ↓
 仕事や日常生活とバランスをとりながら、しかも楽しく学習したい♪。。。


                  ↓
       ――――――――――――――――
      |  その希望、かなえましょう!   |
       ――――――――――――――――

      下記の教材に盛り込まれているのは、

      自らが「500回以上の講義経験から編み出した」ノウハウです。



           【3時間でわかる原価計算入門】

            
  
 本教材は、わたしが初心者の頃に苦労して身につけた
ノウハウと、講師になってから500回(1500時間)以上
講義を行って築き上げた学習法が凝縮されています。

 テキストは、見開き構成になっています。

  左ページが、主人公の洋子さんを中心とした物語。
  右ページが、関連知識の重点解説。


 ※洋子さんは、会計事務所で助手を務めながら、公認会計士を目指して
   勉強中の受験生です。物語を楽しみながら、学習してくださいね♪


(なお、本カリキュラムの特徴は、できるだけ応用レベルの難しい話を除外し、挫折しないように、初心者に必要な基本エッセンスを短い時間で一気にマスターすることに焦点を絞っています。)

※講義、DVD収録はすべて自主制作ですので、
 一般の商用ビデオ等のような画質・音声では
 ありませんが、教材の内容と意図をお伝えすることは
 できていると思います。


   わたしがやった修行?→「300ページ読み込み2回転」に匹敵する、あるいはそれ以上の

   効果を効率よくもたらす教材を作りました。

   いきなり、日商2級の論点を網羅するのではなく、広く浅く、土台を作り上げるための教材です。
  約3時間の講義+復習で、さっと作ったこの土台に、実践的な2級対策を上乗せすれば、
  工業簿記の苦手意識は、かなりなくなるはずです!!

  ■3時間でわかる!原価計算入門(見開き2ページ完結のストーリー形式、超入門向け!」

受講生の方から、嬉しいメールをいただきました♪

 柴山政行 様
 
 昨日、待ちに待った「原価計算入門の解説講義」一式が届きました

 早速に有難うございました。もし20名の枠に入れず来月になってしまったら
どうしようと一日仕事にも身が入らず、帰宅しましたら届いていたので

ほっとしました。帰宅したのが夜の11時30分になってしまったので、


第二クールまで見て続きは次の日に持ち越しました。


 ただ参考書では堅苦しくて理解しにくかった工業簿記がこんなに
とっつきやすいなんてなんか騙されているようです。


工業簿記の大部分が羅網されているようですので、来月の検定まで
先生の授業の一字一句まで暗記するくらい何度も見ようと思っています。

今帰宅しましたのでこれから残りの1時間を受講しようと思います。
テキストは電車の中で読むことにしました。
 
まずは取り急ぎ到着のご報告とお礼を申し上げます。

                              目黒区の住人 K.Tさん



(注)本教材は、工業簿記の入門知識を体系的に学教材ですので、日商2級合格のためには、
 過去問題集の集中的な学習など、検定のための対策も、プラスしておこなってください。



申込・入金から10日程度で、発送するようにいたします。

完全手作りで製作している教材ですので、毎月、お受けできるのは約20本までですので、
ごりょうしょうください。


 「内容の目次は、下記をご覧下さいませ。

 (注:2級の実践学習に先立ち、、重要エッセンスの短時間マスターに主眼が置かれています。
  上記の背景には、柴山が受験生時代に苦労した体験がありまです。
  )

  また、講義ビデオ&板書ノートのお求めに当たっての詳細は、

  本ページ下部の表記をご参照ください。

  お値段は、

  DVD解説(3時間)と教材も含めて12,000円(税込)です。
  ※会員制CD会員は9,000円(税込)」

 (注)VHSビデオ版をご希望の場合は、12,600円(税込)※会員制CD会員は9,450円です。


 下記のボタンを押して、リンク先にあるお申込みフォームから
 お申込みいただきましたら、ご案内の返信メールにそって、
 代金を銀行振り込みにてお受けいたします。

       お申込は、下記のボタンを押して、申し込みフォームへどうぞ!
             ↓    ↓    ↓                  
              お申込み
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    


  これで、工業簿記・原価計算への苦手意識を、一掃しましょう!!



      ※なお、お申し込みがうまくいかない場合や、
        登録後1時間経っても返信メールがない場合は、お手数ですが、
        下記へお問合せくださいませ。

       メールによるお問合せ → postmaster@bokikaikei.net


  ※ ↓ 板書ノートのしたの目次一覧も、ぜひご一読くださいませ♪



 たった3時間の解説で、これだけ充実した内容!!
 (一足早く、日商2級の足がかりに!)

   ↓  ※さらに、しばやま直筆の板書ノート(全14ページ)も、ついています!
   ↓

 板書ノートの一部 (柴山の手作りです♪)

  



 【内容(目次)】


・原価計算(工業簿記)のフレーム


・準備編:簿記に関する予備知識


・本編:原価計算の基礎知識


  第1章 原価計算の全体像

  1.原価計算ってなんですか 
  2.製品の原価は材料・賃金・経費の合計
  3.原価の集計と帳簿
  4.材料にはどんなものがありますか
  5.材料の購入額を消費額を記録してみましょう
  6.人件費にはどのようなものがありますか
  7.労働力の消費額はどのように記録しますか
  8.間接労務費の消費額を集計しましょう
  9.その他の費用にはどのようなものがありますか
 10.その他の費用の消費額はどのように記録しますか
 11.製品ごとに直接集計できる費用
 12.製品ごとに直接集計できない費用
     コラム −原価計算と社長の視点−
     コラム −「費用」とその種類−
 13.完成した製品を区別しましょう
 14.取引の記帳をみてみましょう
 15.財務諸表を見てみましょう@ 製造原価報告書
 16.財務諸表を見てみましょうA 損益計算書
 17.製品製造の活動以外に係る費用 −営業費の計算−
 18.財務諸表を見てみましょうB 貸借対照表
     コラム −下請けはつらいよ?−

 第2章 製造間接費の管理

  1.いろいろな費用の寄せ集めです
  2.あらかじめ目標を立てましょう
  3.間接費の中身を分析しましょう −変動費と固定費−
  4.予算と実績を比較します
     コラム −予算管理の考え方−
  5.遊休時間で存したがうを計算します
  6.製造間接費の簡単な計算方法です
  7.仕訳・転記してみましょう
  8.まとめです −財務諸表の作成−
     コラム −予定配賦の場合の勘定連絡と財務諸表−
     コラム −製造間接費の部門別計算−

 第3章 大量生産・大量販売形態の計算方法

  1.大量生産形態と原価計算 −総合原価計算−
  2.原価の分類 −直接材料費と加工費−
  3.完成品1単位あたりの材料費
  4.完成品1単位あたりの加工費
     コラム −付加価値−
  5.完成品1単位あたりの原価を求める
  6.取引の記帳をみてみましょう
  7.財務諸表を見てみましょう@ 製造原価報告書
  8.財務諸表を見てみましょうA 損益計算書
  9.財務諸表を見てみましょうB 貸借対照表

 第4章 スピード経営と目標管理
 
  1.スピード経営時代の原価計算 −標準原価計算−
  2.目標を決めて原価を管理しましょう
  3.標準原価を計算します
  4.仕掛品の記帳法を学びます −パーシャル・プラン−
  5.材料費について分析します −価格差異・数量差異
  6.労務費について分析します −賃率差異・作業時間差異−
  7.製造間接費について分析します@ −予算差異−
  8.製造間接費について分析しますA −操業度差異−
  9.製造間接費について分析しますB −能率差異−
 10.エピローグ −簿記と会計の資格−

 ******************************************

 「これだけの内容をご用意させていただきました。
  この後、最短時間で2級工業簿記の対策を行うにあたって、その前提となる土台を築くのに最適の内容です。 
  なお、講義ビデオ&板書ノートのお求めに当たっての詳細は、本ページ下部の表記をご参照ください。」


【書籍のみご希望の方は、こちらからどうぞ!】

3時間でわかる原価計算入門
著者:柴山政行
出版社:早稲田経営出版
本体価格:1,500円

楽天ブックスで購入する



☆(↓)こちらは、会計のプロの方も、コンサルタントの方も、
    多数お読みいただき、ネタとしても使って
    いただいている大好評メルマガです。

    読者60,000人無料メルマガ
    「時事問題で楽しくマスター!使える会計知識」
    メールアドレス

     

      → サンプルはこちらから!
      
     会社の朝礼での話題として、社内研修のテーマとして、取引先への知識提供としても、
     お使いいただいて、OKです。
     この機会に、どうぞ。

読者60,000人無料メルマガ
「時事問題で楽しくマスター!!
  使える会計知識」

メールアドレス:

 → サンプル