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ホンダ、ミルクランの方式で部品調達コスト削減か?

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上の図は、各部品メーカーから工場へ、各社の輸送手段によりバラバラに部品を治めているイメージです。
もしも300か所の仕入先があったら、単純計算で1サイクル300回の調達手続を行う必要がある、ということになりますね。
自然と、1回あたりの発注・納入量は小口になります。
いっぽう、下の図のように、工場から一回りする間に、各部品メーカーをざっと巡回して品物を調達するとして、一回りで6か所まわれると仮定するならば、全体の1サイクル当たり50回の調達手続と、事務作業が激減する可能性を秘めています。
これが毎日だとすると…。
おそらく、部品調達に係る事務手続きの設備費・人件費・その他の諸経費の節約額だけでも、かなりの影響があると思うのですが、いかがでしょうか。
もちろん、輸送量だって、小口輸送よりも大口輸送の契約の方が、平均輸送単価は大幅に下がるでしょうから、いろいろな意味で、コスト削減効果が大きそうです。
あとは、調達先との交渉がうまくいくかどうか、という問題が残っていますね。
なお、相手先を一巡して仕入れたり納品したりするやり方を、
牛乳メーカーが各牧場をまわってミルクを調達するさまにならって、
「ミルクラン」と呼んだりします。
このミルクラン方式、生産現場だけでなく、いろいろな業種(サービス業含む)で応用が利く、非常に有効なコストダウン手法ですよ。
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「会員制セミナー」の教材として動画配信されます。
https://bokikaikei.net/2007/07/cd.html

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