貸借対照表の見方・損益計算書の見方など決算書を分かりやすく解説
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トップページ > 簿記検定3級 > 資本振替仕訳

損益勘定勘定の借方(B+C)と貸方(A)の差額を、
貸借差額といいます。

 この貸借差額(Z)は、翌期に帳簿を繰越すに当たって、
収益勘定や費用勘定と同じく、0にリセットします。
(貸方の方が大きい時は、純利益です。)

 そこで、損益勘定の残高を0にするべく、借方にZと記入し、
その金額を資本金(店主の取り分)に加算するのです。
この仕訳を、「資本振替仕訳」といいます。

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 関連HP  http://bokikaikei.net/       (月・水・金 午前中) 
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【CONTENTS】

 ○ 資本振替仕訳


(※図が見にくい方は、等幅フォントまたはMSゴシックでご覧下さい) 
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■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

○ 資本振替仕訳


 ここは、流れを掴む事が大事なので、前回の復習から入りましょう!


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 【前回の復習】決算振替仕訳

(2)「決算振替」仕訳… 収益・費用の残高を0にし、当期の

             純利益(純損失)を、資本金に加算または

             減算する仕訳

  
  ☆決算振替仕訳の種類(2つ)
  
   その1 損益振替仕訳

      収益・費用の残高を0にする仕訳
      そのさい、「損益」勘定という架空の集計勘定を、仕訳の
      相手勘定とする。


   その2 資本振替仕訳

      損益勘定の貸借差額(左右の差額)は、当期の純利益または
      純損失であり、これを資本金勘定に加算または減算する。


 まとめ


    決算整理前残高試算表(スタート!)
    ==========
     ↓
 (1)決算整理仕訳
     ↓
 (2)損益振替仕訳→→ 「損益勘定(収益・費用の一覧表)」 
     ↓
    資本振替仕訳
     ↓
     ・→→→→→→ 「繰越試算表(資産・負債・資本の一覧表)」


 ※ 上記の「損益勘定」は、損益計算書に相当し、
   上記の「繰越試算表」は、貸借対照表に相当する、と考えて
  いただいて、結構だと思います。

 損益振替仕訳の例

(例)M社の総勘定元帳において、売上勘定残高がA万円、
  
  仕入勘定残高がB万円、営業費勘定がC万円だと

  した場合の、損益振替仕訳を書いてみましょう。


 
  + 仕   入        売   上 +
 ・―――――――――    ―――――――――・ 
 ・   B|            |   A・
 ・・・・・・            ・・・・・・

  + 営 業 費 
 ・――――――――― 
 ・   C|
 ・・・・・・
                 損   益 
               ―――――――――
                   | 
                   |


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 損益振替仕訳

(1)(借)売   上 A (貸)損   益 A

(2)(借)損   益 B (貸)仕   入 B 

(3)(借)損   益 C (貸)営 業 費 C 


 総勘定元帳

  + 仕   入        売   上 +
 ・―――――――――    ―――――――――・ 
 ・   B|(2)B    (1)A|   A・
 ・・・・・・            ・・・・・・

  + 営 業 費 
 ・――――――――― 
 ・   C|(3)C
 ・・・・・・
                 損   益 
              ・―――――――――・
              |(2)B|(1)A| 
              |(3)C|    |
              ・――――|    |
             差額 Z→ |    |
                   ・――――・
 
 【前回の復習はここまで♪】

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 なお、損益勘定勘定の借方(B+C)と貸方(A)の差額を、

貸借差額といいます。

 この貸借差額(Z)は、翌期に帳簿を繰越すに当たって、

収益勘定や費用勘定と同じく、0にリセットします。

(貸方の方が大きい時は、純利益です。)


 そこで、損益勘定の残高を0にするべく、借方にZと記入し、

その金額を資本金(店主の取り分)に加算するのです。

 この仕訳を、「資本振替仕訳」といいます。


 <資本振替仕訳>
 ===========================

 (借)損     益 Z (貸)資  本  金 Z
                   (+)

 ===========================


    資 本 金        損   益 
 ・―――――――――・  ・―――――――――・
      |  ××|  |(2)B|(1)A| 
      |    |  |(3)C|    |
      |――――・  ・――――|    |
      |(4)Z ←← (4)Z|    |
                   ・――――・

 ちなみに、もしも損益勘定の借方(費用)の方が、貸方(収益)

よりも大きい時は、当期の純損失(損をした)ということなので、

仕訳は、上記の反対に、資本金をマイナスする仕訳になります。

 <純損失の時の資本振替仕訳>
 ===========================

 (借)資  本  金 ××(貸)損     益 ××
      ( )           

 ===========================


                
 ◆ 練習問題


 次の取引を、仕訳・転記しましょう。


 B社の損益勘定は、借方合計額が600万円、貸方合計額が720万円

であった。貸借差額を資本金に振り替える仕訳(資本振替仕訳)を行う。

【解答用紙】単位:万円

 <仕訳帳>
   ――――――――――――――――――――――――――――――

   (借)            (貸)      

   ――――――――――――――――――――――――――――――


<総勘定元帳の一部>
  ――――――――――――――――――――――――――――――――


                       資 本 金    +  
                  ―――――――――――――――・  
                         |     ××|      
                         |       |       
                         |―――――――・
                         |
                         |


                       損   益    +  
                 ・―――――――――――――――・  
                 |合計  600|合計  720|         
                 ・―――――――|       |       
                         |       |
                         |―――――――・


 ―――――――――――――――――――――――――――――――――

【模範解答】単位:万円

 <仕訳帳>
   ――――――――――――――――――――――――――――――

   (借)損     益 120 (貸)資  本  金 120     

   ――――――――――――――――――――――――――――――


<総勘定元帳の一部>
  ――――――――――――――――――――――――――――――――


                       資 本 金    +  
                  ―――――――――――――――・  
                         |     ××|      
                         |       |       
                         |―――――――・
                         |    120
                         |


                       損   益    +  
                 ・―――――――――――――――・  
                 |合計  600|合計  720|         
                 ・―――――――|       |       
                      120|       |
                         |―――――――・

 ―――――――――――――――――――――――――――――――――






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